住道ブログ

いつも、ぷらす住道のブログを見ていただき、ありがとうございます。

就労移行支援施設と職業訓練校で迷われている方の為に、何回かに分けてブログを書いていきたいと思います。

今回は1回目になります。

仕事を辞められた後、就職する為に何かしら資格を取りたい、就職したいと思いネットや本等で調べられる方もいらっしゃると思いますが、調べた時に出てくるのが、就労移行支援と職業訓練と言うキーワードではないでしょうか。

この2つ、どちらに通えばいいのか、何がどう違うのか、イマイチ違いが分からなくて迷われている方は多いと思います。

せっかく通うなら、自分に合った所に通いたい、皆さんそう思われると思います。

ただ、どちらがどうなのかと言う違いが分からなければ、適しているのか適していないのかの判断基準を考えるのは、正直難しいと思います。

では、今からその違いを、ご説明したいと思います。

まずは、この2つの大きな違いですが、障がい者の支援を前提にしているかしていないかです。

就労移行支援施設では、障害や精神疾患がある方を対象としています。

一方、職業訓練では、障がい者の方や障害をお持ちで無い方、どちらでも訓練を受けることが出来ます。

大きな違いはこの2つになります。

職業訓練か、就労移行支援施設かで迷われた時、ご自身がどれだけ通所出来るのだろうか？とご自身に問いかけてみてください。

何故かと言うと、職業訓練校では週５通わなければいけませんが、就労移行支援施設では、それぞれの方にあった支援内容を作成しますので週1～５の間で通所可能です。（中には週５通わなければいけない就労移行支援施設もあります）

また、障がい者の方への配慮も変わってきます。

職業訓練校では、障害などがある無しや、年齢に関わらず、どなたでも通えるため、障害をお持ちの方の配慮などは特にありません。

一方、就労移行支援施設では、65歳未満と年齢制限はありますが、障害をお持ちの方を対象としているため、色々な事を職員が考慮しながら訓練を進めていきます。

今現在、ご自身の体調面はいかがでしょうか？お体の状態が良くないのに、週５通うのを目指すと言うのは無理があると思います。

そのような方は就労移行支援施設がおすすめです。

まずは体調、生活リズムを整え、通所すると決めた日は必ず通所出来るようにする事を目標にしてみてはいかがでしょうか？

今現在体調も良く週5通えるのであれば、連続して職業訓練校で専門的な事を集中して行えるのは魅力的だと思います。

今回は、ご自身の体調面を考慮した視点からの選び方をご説明いたしましたが、次回は違う視点からの選び方をご説明しようと思います。

最後までお付き合いくださりありがとうございました。